当社の開発した SSPは下記のような技術的内容の必要によって作られました。
帯電物体の遮蔽
静電気遮蔽の目的
静電気遮蔽の目的は不導体の静電気帯電を防止するというよりは帯電によって発生する帯電物体近くの電気的作用を抑制するのが主眼であり、結果的には不導体の帯電によって帯電物体近くに発生する力学現象及び放電現象を抑制する。その他条件によっては静電気帯電を防止することもあり、不導体の静電気帯電を防止する目的も兼ねている。
静電気遮蔽の効果
帯電物体の遮蔽による効果は電気的作用が抑制されることで見掛け上の帯電防止になり、障害の原因になる力学現象の発生が防止されて電位上昇抑制効果がある。また障害の原因になる静電気放電の抑制効果などがあり帯電物体の近くにあるのに帯電されない物体の遮蔽は後者の物体が帯電物体から受ける停電誘導を防止する効果がある。
静電気遮蔽時の要点
帯電物体の遮蔽は必ず帯電物体の全表面を遮蔽する必要はない。遮蔽は原則的に帯電物体の外表面と内表面または表面と裏面の両面に実施しなくても関係ない。また帯電物体を遮蔽する時には遮蔽材を堅固に接地したり接地されたものとフォンディングしなければならない。
帯電防止
帯電防止材の使用による不導体の導電性向上
帯電防止材は不導体の帯電防止のために使うが、これは対象によって樹脂用、液体用、紙用、繊維用などあるいは使い方にしたがって塗布用、浸透型などさまざまがあるので適切なものを選択しなければならない。
導電性材料による帯電防止に優先視される機能の説明
最近電子部門と電磁気装備は高集的回路を含んでいる。一般的に高価である電子または電磁気製品は静電気の影響に機能できなくなったり、その機能が失われてしまうようになる可能性がある。それに爆発性物質、火薬、または低い燃焼点を持つ物質も影響を受けやすく静電気に接触した時爆発する。静電気の影響をとり除くためにそのような電気製品、爆発物または低い燃焼点の物質は銀箔紙に包装されて来た。ところが中で発生される水分を放出することができず、価格も高価なため銀箔紙の使用は経済性に不向きになった。
既存によく使われたカーボンコーティングの方法は内側表面に電気伝導性のカーボン粉末が含まれたペイント層を持っている段ボールは静電気から静電気に敏感な製品を保護するための方法で開発されたが、(カーボンコーティングされた) 包装用段ボールは製品を静電気から完璧に保護することができない。といって製品に発生した静電気をカーボンコーティング層で誘導することもできない。またカーボンコーティングで遮蔽をする場合見掛け上に帯電防止効果を持っているとはいえ物体に帯電している静電気を漏洩、消滅、除電するものではないので実際の帯電防止を要する場合には不適当だ。一歩進んで段ボールの内側表面にコーティングされた(カーボン)ペイント層は生産単価を増加させて汚染物質を排出するなど今のような環境汚染物質規制にひどく不利な点がある。
このようなすべての条件を勘案してデウォン包装工業(主に自社開発した電気伝導性包装用紙である SSPがある。)SSP 用紙は韓国、アメリカ、台湾で特許を受けた製品で電気伝導性で優秀であり、製品内外で発生する静電気を効果的に消散させることができる。
これはパルプと化合力が良くない Carbon fiberを効果的に適用して製造したもので、このSSP 製造工法で製造した包装用紙は電気的部門、電磁気装備、爆発物または低い燃焼点を持つ製品において静電気による損傷を阻むのに効果的に使用できる。